ラゴス・メインランドへのプロジェクトサイト拡大に伴う供与機材の贈呈式

2017年3月21日

2017年3月21日、ラゴス・メインランドの地区保健委員会(WHC)の総会の機会を利用して供与機材贈呈式を行いました。この式典にはラゴス・メインランドの地方政府の代表や高官及び保健関係者、ラゴス州プライマリー・ヘルス・ケア庁、当行政区内の10ヵ所全てのプライマリー・ヘルスセンター(PHC)の代表、 2月にプロジェクトの研修を受けた18のWHCの代表、そしてラゴス州WHC同盟の代表及び高官20名他が参加しました。

各PHCにはアウトリーチ(コミュニティに出向いて保健サービスを提供する)活動のための乳幼児の体重計や聴診器などの機材とJICAロゴ入りのバックを供与しました。また、WHCや地方政府の保健医務間にも機材及びプロジェクトのカレンダー等を供与した後、地方政府代表を通してWHCからJICAへ感謝の盾が贈呈されました。

式典ではテレビや新聞の取材が行われ、The Nation紙(3月25日)及びPUNCH紙(3月26日)に記事が掲載され、またテレビでニュースが放映されました(LTVで3月24日〜28日に毎日2回。3月31日にDSTV及びTVCで各1回)。

4月に入り、供与機材を使ったアウトリーチ活動に同行してモニタリングを行いました。水上スラムに出向いて、そこに住む人々、特に子どもたちの体重や母親の血圧測定など、早速供与した機材を普段保健施設に来るのが困難な人たちの健康を守る活動に活用していました。プロジェクトは今後、コミュニティを巻き込んだ「コミュニティ主導のアウトリーチ」の支援を行っていきます。

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WHCから贈られた感謝の盾

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各PHCへアウトリーチ活動用機材セットを手渡

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PUNCH紙に3月26日に掲載された記事

供与した機材を使ったアウトリーチ活動

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JICAのロゴ入りバックに供与機材を入れ、体重計を片手にアウトリーチに向かう看護師

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供与された血圧計で妊婦の血圧の測定

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新品の体重計で赤ちゃんの体重測定