プロジェクトメイン事務所(ポータキャビン)の設置

2017年4月4日

ラゴス・メインランドにプロジェクトサイトを拡大するにあたり、カウンターパートであるラゴス州プライマリー・ヘルス・ケア庁(LSPHCB)の敷地内にポータキャビン(コンテナハウス)をプロジェクトのメイン事務所として設置しました。同じ敷地内でも別の建物で孤立してしまうのを防ぎ、カウンターパートと日々密接なコミュニケーションがとれるように、事務所は2階建てとし、2階に共有の会議室とカウンターパート用の執務室スペースを設け、「JICA-LSPHCBパートナーハウス」と命名しました。カウンターパートやラゴス州保健省からも設置工事中より高い関心が寄せられていました。

1月に設置工事が始まり、3月後半に完成し、新年度からメイン事務所として稼働しました。それに先立ち、4月4日にラゴス州プライマリー・ヘルス・ケア庁のパーマネントセクレタリー(PS)によるオープニング(テープカット)を行いました。ラゴス州プライマリー・ヘルス・ケア庁の職員も全員集まり、PSからはこれまでのJICAの協力への謝辞と、今後さらなる密接なパートナーシップを構築していくことへの期待が述べられました。

これまでは、小さなスペースの事務所が3ヵ所に散在し、3人の専門家やナショナルスタッフが一緒の事務所で業務をできないという、非常に困難な状況にありましたが、メイン事務所が設置されたことで、プロジェクトの業務環境が大幅に改善されました。

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LSPHCBのPSによるテープカット

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2階の会議室を案内

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LSPHCBの職員とメイン事務所前で記念撮影