第7回プロジェクト合同調整委員会

2019年2月13日

2019年2月1日、第7回プロジェクト合同調整委員会(JCC)が開催され、日本側よりJICAフィリピン事務所、および当プロジェクトチーム、DPWH側よりサダイン次官、本省局長、全リージョナル局長およびカウンターパートが出席しました。

今回は、最後のJCCとなることから、プロジェクト活動の最終報告、プロジェクトで整備したマニュアル、データベースシステムの引渡し、また、プロジェクト終了後、DPWHが実施予定のサステナビリティプログラムの承認等が議論されました。

会議ではサダイン次官から、本プロジェクトの活動について、日本側への協力に感謝する旨の挨拶があり、DPWHプロジェクトマネージャーよりこれまで実施してきたフェーズIからIIIまでの活動成果について報告されました。JICA川渕次長、大使館一木書記官からの挨拶に続き、JICAチームからは、3年間のプロジェクト活動結果として、4つの成果達成に基づき、プロジェクト目標が達成されたことが報告され、あわせて上位目標についても達成見込みであることを報告されました。

また、今回、開発した道路、橋梁維持管理データベースシステム、2つのマニュアルをDPWHに引き渡しました。

プロジェクトは残りわずかとなりましたが、その後は、DPWHのカウンターパートが中心になってサステイナビリティプログラムとして、全国の若手技術者を対象にして2年間研修等を通じて人材育成を図っていく予定です。

フェーズIからIIIまで9年間にわたってDPWHへの支援を行ってきた当技術協力プロジェクトは終了しますが、プロジェクトを通じて技術移転した道路・橋梁維持管理技術によりフィリピン国の道路、橋梁の状況が改善されることが期待されます。

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第7回JCCの様子

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DPWHサダイン次官のスピーチ

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DPWH、ドロイ副局長(プロジェクトマネージャー)からの活動報告

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JICAフィリピン事務所川渕次長のスピーチ

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日本大使館-木書記官からのスピーチ

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プロジェクト完了承認について署名

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DPWHへデータベースシステム、マニュアルの引渡し

【画像】JCC関係者との記念撮影