ジョイントワーキンググループミーティングを開催しました

2019年11月26日

2019年11月26日、フィリピン国市民防衛局(Office of Civil Defense:OCD)とのカウンターパートミーティング、及び関係機関も集めた合同ワーキンググループミーティングをOCDのオフィスにて開催しました。

本プロジェクトでは、目指す成果毎に4つのワーキンググループ(WG)を形成しており、それぞれWG1は「地方レベルでのハザード情報の活用・リスク評価のためのガイドライン策定」、WG2は「地方防災計画策定のためのガイドラインの策定」、WG3は「地方レベルにおける防災計画立案・実施に係るモニタリング評価の仕組みの構築」、WG4は「プロジェクト成果の普及のための研修の仕組みづくり」を主な目的としています。
各WGには、OCDから複数の担当者が任命されているほか、関連機関からの参加がノミネートされており、今回の会議を通して、各WGのメンバーリストや具体的な役割についての共有と意見交換が行われました。

また各WGのOCD職員より、活動開始からこれまでのベースライン調査の進捗・成果や課題、今後の活動予定について説明が行われたほか、パイロット活動のためのターゲットエリアの選定に向けた意見交換が行われました。
加えて、善本JICA専門家(災害リスク管理)からは、令和元年台風19号による日本での被害状況や災害に備えてとられた対策、それによるリスクの軽減について、多くのデータを用いて説明を行いました。

今月から本谷JICA企画調査員が着任し、参加者全体へ向けメッセージを述べたほか、会議後には、本プロジェクトのプロジェクトマネージャーであるリムOCD政策開発計画部長より、11月末で離任する井上JICA企画調査員に対してケーキと記念品が手渡され、これまでの活動に対する謝意が述べられました。

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会議の様子(1)

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会議の様子(2)

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リム部長から井上企画調査員への記念品の贈呈

【画像】会議参加者