公共交通の運行改善に関する第1回リモート研修を開催しました。

2022年5月19日

ベオグラード市公共交通改善プロジェクト(以下、本プロジェクト)では、2021年度中の本邦研修の実施を予定していましたが、新型コロナウイルスの世界的感染拡大により、本邦研修の実施が難しいことから、代替案として全6回から成る一連のリモート研修の実施を計画しており、2022年4月8日に第1回リモート研修を実施しました。

リモート研修では、日本のバス事業者が実際に取り組んでいる路線計画や運行計画の策定方法、乗務員研修内容、利用者への情報発信など具体的な取組や方法について紹介し、カウンターパートのベオグラード市公共交通部(以下、SfPT)や民間公共交通事業者の能力強化を目指します。

第1回リモート研修には、SfPTから25名以上の職員が参加し、日本におけるバス事業の概要、日本におけるバス運行に関する機材・事務所業務・新規事例としての東京BRT・横浜市におけるバスを含むMaaSに関する取組等について学習しました。

次回は4月下旬に、日本のバス営業所における実際の運行管理方法について動画を用いながら研修を実施する予定です。

【画像】リモート研修資料

【画像】Tokyo BRT

【画像】Yokohama MaaS