公共交通の運行改善に関する第5回及び第6回リモート研修を開催しました。

2022年10月31日

本プロジェクトでは、2021年度中の日本における研修の実施を予定していましたが、新型コロナウイルスの世界的感染拡大により、本邦研修の実施が難しいことから、代替案として全6回から成る一連のリモート研修の実施を計画しており、2022年10月に第5回および6回リモート研修を実施しました。

第5回リモート研修では、日本のバス運行事業者のひとつである、東急バス株式会社から、以下の項目についてプレゼンテーションが成されました。
・東急バスの運行計画部について
・運行計画の策定方法について
・東急バスにおける運行計画の構成について
・バスの運行に関するシステムについて

第6回リモート研修でも、同社から、以下の項目について、プレゼンテーションが成されました。
・日本における運行管理システムについて
・東急バスにおける運行管理について
・モニタリングについて

両リモート研修には、ベオグラード市公共交通局(SfPT)からそれぞれ20名以上の職員が参加し、日本で実際に取り入れられているオペレーション計画の策定方法とシステムやオペレーションマネジメントについて学習しました。

今後も、このような日本における具体的な取り組みから得た知見を取り入れながら、ベオグラード市における公共交通運行の改善に努めていきます。

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第5回リモート研修資料(運行計画の構成について)

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第6回リモート研修資料(モニタリングについて)

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第5回リモート研修(研修の様子)

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第6回リモート研修(講義の様子)