交通教育に関するデモンストレーションプロジェクトを実施しました。

2023年3月13日

本プロジェクトでは、2022年4月、ベオグラード市のStarina Novak小学校で、先生方のご協力を得ながら、交通すごろくを用いた交通教育活動を試験実施していました。この活動では、ベオグラード市の未来を担う子どもたちに、交通すごろくを遊んでもらいながら、自家用車利用における社会ジレンマと公共交通利用の利点を主体的に考えてもらう機会を作ることを目的としています。

この度、上記の試験実施を通じて、学校を含めた関係者間において一定の教育効果が得られることが確認されたため、ベオグラード大学(FTTE)との連携で本格的なデモンストレーションプロジェクトの実施へと進むことが決定され、2023年2月、Starina Novak小学校にて最初の交通教育活動が開始されました。
今後、ベオグラード市の都心部及び郊外部に位置する計4校の小学校において、2023年4月まで、小学4年生を対象とした同様の活動を継続する予定です。

その後、2023年5月には、本デモンストレーションプロジェクトの実施効果について、関係者間で評価を行い、ベオグラード市における公共交通の将来的な利用促進に向けた提言を取りまとめる予定です。

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交通すごろくに取り組む生徒たち

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交通すごろくのルール説明の様子