第1回国家健康設定調整委員会（Healthy Settings Coordination Committee）会議

保健医療サービス省健康推進局は、7月18日に国家健康設定委員会の第1回会議を開催し、保健医療サービス省、教育・人的資源開発省、文化観光省、農業・畜産省、国立大学、世界保健機構（World Health Organization, WHO）、国連ウィメン （United Nations Entity for Gender Equality and the Empowerment of Women, UN Women）、国際連合児童基金（United Nations Children’s Fund, Unicef）、ワールドビジョン（World Vision）、JICA、地元の非営利組織（Non-governmental Organization, NGO）などから計16人が参加しました。

この委員会設立の目的は、国家健康設定にかかる政策や導入指針を共同で取りまとめ、全国に普及することです。

第1回会議では、Adrian Leamana国家健康推進局長が健康設定の概念について、Ben Rickie国家健康設定調整官が健康設定の活動について紹介しました。またUN Womenと教育・人的資源開発省はそれぞれ、健康市場、健康学校に取り組んだ経験を紹介しました。文化観光省は同省が運営する文化行事や演劇などを通して健康設定の普及に貢献できると発言しました。続いて、委員会の運営指針の草案を参加者全員で見直し、合意を得ました。

今回の委員会の発足は、国家健康設定事業の強化および全国普及に向けた大きな一歩となりました。