第2回プロジェクト進捗報告・協議会

2019年9月13日

2019年9月12日、13日

9月12日~13日に、プロジェクトの第2回進捗報告・協議会を開催し、保健省の健康推進局、政策企画局、母子保健局、ガダルカナル州保健局、マキラウラワ州保健局、マライタ州保健局、国立ソロモン大学、世界保健機関、国際協力機構から計27人が参加しました。

開始式では、国際協力機構ソロモン支所上垣素行所長がプロジェクトの知見と経験を国家政策に活かす取り組みに期待を示し、Nemia Bainivalu次官がプロジェクトの支援する一連の健康設定活動を2021~2025年の国家戦略の基盤の一つとしたいとの意向を表明しました。

参加者は、本省や各州でのヘルシービレッジ活動の成果や課題を発表し、進捗を評価する枠組み、調査票、評価指標を見直し、また部署間の連携強化について議論しました。各州保健局の発表では、ヘルシービレッジを主導する健康推進課が水衛生課、生活習慣病課、看護課、保健所との協働を現場で実現させ、対象村への対応能力を高めている一面がうかがえました。一方、更なる連携の強化、持続性の確保などの課題や打開策についても議論が繰り広げられました。

ヘルシービレッジを国家政策として展開するための、進捗評価枠組み、調査票、評価指標の草案についても様々な意見が寄せられ、これらの精度や実用性を高める機会となりました。

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開始式で挨拶する上垣所長とBainivalu次官(右)

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ヘルシービレッジの評価指標について議論するマライタ州保健局、マキラウラワ州保健局、国立ソロモン大学の関係者

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連携強化策案を発表するガダルカナル州保健局の保健推進課、水衛生課、生活習慣病課の職員

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閉会式で健康設定の重要性を主張するIvan Ghemu次官