国家健康村落政策案の協議会

2019年11月21日

11月21日に、保健省は本プロジェクトの支援のもと作成した、健康村落に関する国家政策、導入指針、進捗評価表の草案について協議会を開きました。同協議会では、同省健康推進局、生活習慣病局、マラリア局、水衛生局、政策企画局をはじめ、州政府省、警察省、文化観光省、教会関係者など計20人が、多角的な視点からこれら政策案を見直し、より明確にするとともに実用性を高めました。

また保健省以外の組織からの関係者を巻き込むことで、国家政策の幅広い導入や共同の運営管理にむけた協力体制の土台づくりにもつなげました。

今回協議の対象となった国家政策案は、環境改善や行動変容により健康推進に取り組む健康設定政策(Healthy Settings)のうち、村落に焦点をあてた健康村落政策(Healthy Village)です。保健省は今後、健康市場政策(Healthy Market)、健康職場政策(Healthy Workplace)、健康学校政策(Healthy School)についても同様の協議を進める予定です。

本プロジェクトが培った知見と経験、そして様々な分野の見解を組み込んだこれらの政策は、ソロモン諸島全土で国民の健康促進に活用される期待を集めています。

【画像】

健康村落政策について説明するレアマナ健康推進局長

【画像】

協議会の様子