第3回プロジェクト進捗報告協議会、技術文書検討会

2021年2月24日

2月9日に首都ホニアラでプロジェクトの第3回進捗報告協議会を開催しました。保健省の健康推進局、看護局、環境衛生局、母子保健局、ガダルカナル州、マキラウラワ州、マライタ州、イサベル州、セントラル州、ウエスタン州の保健局、国際協力機構から計35人が参加しました。

開始式では、国際協力機構ソロモン支所上垣素行所長がプロジェクト終了後の持続を見据えた議論の期待を表明し、Michael Larui次官代理が健康村落の保健省内での主要事業としての位置付けや全国展開の方向性を示しました。

次に、保健省本省と各州保健局が順次それぞれの進捗や課題、今後の計画などについて発表しました。参加者は共通課題や個々の工夫に耳を傾け、互いの経験や意見と照らし合わせて活発に議論しました。

2月10日からの5日間では、健康村落事業を導入し運営する関係者用の手引き書と案内書(マラリア対策、水衛生管理、呼吸器系疾患対策、生活習慣病対策、家庭菜園、村落開発、保健啓発、研修計画)を見直しました。現場関係者を中心に少人数の班を編成し、これらの技術書の内容を検討し、続いて改定案について全員で議論しました。

これらの技術資料は健康村落事業を全国展開するための重要な資料です。これからプロジェクト側で編集し、印刷製本して関係者に配本します。

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開始式で開式の辞を述べるMichael Larui次官代理

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開始式の様子

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班ごとの技術書の検討

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班別検討後の結果発表と全体議論