バリューチェーン分析調査の現地視察を行いました

2023年2月27日

2023年2月13日から27日にかけて、バリューチェーン分析調査の現地再委託先であるHARTI(Hector Kobbekaduwa Agrarian Research and Training Institute)により現地調査が実施されました。調査地域はプロジェクト対象地域であるウバ州バドゥラ県、中央州ヌワラエリヤ県、北中部州アヌラダプラ県の3県で、伝統市場に出荷する農家グループと近代市場に出荷するグループそれぞれに対するフォーカス・グループ・ディスカッションと、農業資材会社や流通・加工業者、小売業者などフードバリューチェーン関係者へのヒアリングが行われました。現地調査期間のうち5日間は、JICA専門家チームが同行し、高地・低地それぞれの特性に応じた農産物生産・流通における各アクターの現状や課題について理解を深めました。

バリューチェーン分析調査は3月末までに完了予定であり、分析結果を基にサプライチェーンアクションプランを具体化し、今後のサプライチェーン強化活動に繋げていきます。

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農家グループへのヒアリングの様子(バドゥラ県)

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伝統市場の主要な卸先であるDEC(取引専用センター)の様子(バドゥラ県)

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バナナ農園の加工施設(アヌラダプラ県)