C/P機関(ワジ局)との協働作業

2017年1月24日

2017年1〜2月にかけて、地下水・ワジ局の専従C/Pを通して水収支解析の準備作業支援をワジ局に要請し、専従C/Pの同僚の協力を得てワジ流出量データの整理作業を行いました。
本プロジェクトでは、全国62箇所の観測所から1959〜2008年まで(欠測期間あり)の15分〜1時間間隔のワジ流出量データを収集しました。流量データは一洪水毎の流量や年間流量が集計されていますが、本プロジェクトで用いる日流量としてのデータ整理が必要で、膨大なデータ量であったため、専従C/Pと作業分担するとともに地下水・ワジ局の同僚を巻き込んだ協働作業を行いました。協働作業では、初めにプロジェクト概要や日流量データの使用方法、解析方法について紹介し、次いで具体的な集計方法を説明しました。その後、3名の女性技術者の協力を得て、3週間かけて必要な作業を完了することが出来ました。
専従C/P以外にプロジェクトの意義や科学技術的な分析方法・データの取り扱い方法等を共有出来たことは、プロジェクトの目的の一つである持続可能性に寄与できると考えられます。

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2017年1月24日 プロジェクト及び水資源ポテンシャル算出の概要説明と作業依頼

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2017年1月25日 ワジ流量データの整理に関する作業説明