15人のカイゼントレーナーが育成されました!

2014年2月4日

2013年7月から始まったカイゼントレーナーの育成はほぼ終わり、15人のカイゼントレーナーは、5Sをベースとしたカイゼンを企業に指導できるようになりました。彼らは座学でカイゼンについて学んだ後、日本人インストラクター(JICA専門家)と一緒にパイロット企業に対してカイゼン指導を行うことによって実践を学んできました。彼らは続けてタンザニアの製造業に対して、カイゼンを指導することが期待されています。

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カイゼン前:設備が乱雑に置かれ、十分な作業スペースや運搬のための通路が確保されていない。

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カイゼン後:使っていない設備は片付けられ、作業スペースと通路が確保された。

パイロット企業における指導は、日本人インストラクターが行うのでなく、トレーナーが主導的に行いました。トレーナーは熱心に企業の指導に当たったため、多くの企業で成果を上げることができました。2013年11月29日にはカイゼン経験交流セミナーが行われ、パイロット企業における成果についてトレーナーと企業から発表がありました。またパイロット企業からは、トレーナーの働きに対して感謝の声が聞かれました。

育成したカイゼントレーナーのうち、一人を除き全員が2014年2月から始まるカイゼンマスタートレーナー研修に参加することを希望しており、さらにカイゼンについて学び実践していくことになります。カイゼンマスタートレーナー研修では、カイゼンの方法やツールを学び、地方でもパイロット企業を指導していくことになります。

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カイゼントレーナーが現場で指導をしている様子

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カイゼントレーナーが現場で指導をしている様子

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カイゼントレーナーが現場で指導をしている様子