スリランカで在外研修を実施しました

2014年10月30日

「タンザニア国品質・生産性向上(カイゼン)による製造業企業強化プロジェクト」の一環として、2014年10月11日〜17日までスリランカで第三国研修を実施しました。参加者は、本プロジェクトのタンザニア人カウンターパート8名です。

研修前半はQCサークル(注)国際大会に参加し、Tanzania KAIZEN Unit(TKU)メンバーが本プロジェクトで実施しているカイゼン普及活動の取組み(TKUの概要、カイゼンマスタートレーナー育成プログラム、5S-KAIZEN活動を導入しているパイロット企業の事例、広報活動)を発表したと共に、14か国・地域の200グループ以上の発表から他国の企業、病院、学校等のカイゼン事例を学びました。研修後半はスリランカでカイゼンの普及活動を実施している政府機関や国レベルの生産性に関する賞を受賞した企業及び学校を訪問しました。

本研修で得られた主な成果としては、1)他国の企業、学校、病院等で実施されているカイゼン活動の内容やレベルについて理解を深められたこと、2)自らの組織を含む政府組織、企業、学校における5S-カイゼン導入のヒントと課題が得られたことが参加者から挙げられました。

(注)QCサークルは品質管理活動を自発的に小グループで行う活動であり、1960年代に日本で始まった。

【画像】

QCサークル国際大会におけるTKUの発表

【画像】

スリランカの企業訪問