第2回タンザニアカイゼンアワードセレモニーを開催しました。

2017年2月17日

2016年10月20日、ラマダホテルにて第2回タンザニアカイゼンアワードセレモニーを開催しました。主賓として、ムウィジャゲ産業貿易投資大臣、メルー産業貿易事務次官、吉田大使、長瀬所長が参列されました。

セレモニーでは、カイゼンの概要と13名のカイゼンマスタートレーナー及び6名カイゼントレーナーの養成、52社でのカイゼン活動実施の支援、カイゼン戦略公式文書の策定など、プロジェクトの成果を発表すると共に、優れた企業指導を行ったカイゼンマスタートレーナー3名および高いカイゼン成果を挙げたパイロット企業10社(ダルエスサラーム7社、モロゴロ2社、ドドマ1社)を表彰しました。表彰式の後、受賞企業は、自社でのカイゼン活動およびその成果を発表しました。

セレモニー中、大臣が「カイゼンを積極的に推進し、タンザニアの品質・生産性を向上すること」を表明した様子は、数多くの現地マスメディアを通じて放映されました。また120名の参加者からも特に大きな拍手があがりました。

セレモニーにはプロジェクト関係機関の代表者、カイゼンマスタートレーナーおよびパイロット企業に加えて、その他の民間企業、民間機関を広く招待し、カイゼンの認知度向上を図りました。今回は、カイゼンを実施しているムヒンビリ病院及び日本たばこ産業株式会社のグループ会社であるタンザニア・シガレット・カンパニーもカイゼンの実施状況に関して発表を行い、カイゼン運動の端緒となるネットワークづくりを進めることもできました。

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第2回カイゼンアワードセレモニーの様子(向かって左からJICA事務所長、日本国大使、産業貿易投資大臣、同事務次官、司会者は前SIDO事務局長)

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カイゼンアワードセレモニーで授賞する産業貿易投資大臣と受賞する企業の代表