第1回 Joint Project Management Team(JPMT)ミーティング:GLO+UHC フェーズ2本格始動

2021年2月23日

2021年2月23日、第1回 Joint Project Management Team(JPMT)ミーティングがタイ保健省のGlobal Health Division会議室で開催され、グローバルヘルスとユニバーサルヘルスカバレッジのためのパートナーシッププロジェクト(GLO+UHC)フェーズ2が本格的に始動しました。

JPMTは、タイ保健省(Ministry of Public Health:MOPH)、国家医療保障機構(National Health Security Office:NHSO)、JICA専門家チームの三者で構成されています。今回は、初回のJPMTミーティングのため、JICAタイ事務所からも3名出席しました。

第1回JPMTミーティングの議長はNHSOのWilailuk Wisasa氏(プロジェクトマネージャー、Acting Bureau Director of International Affairs on UHC)が務めました。

開会の辞で、JICAタイ事務所の湯浅次長は、フェーズ1の成果を振り返り、フェーズ2においても引き続きグローバルヘルスセキュリティの推進に取り組むことを述べました。公衆衛生上の緊急事態の対応と準備の改善には、ユニバーサルヘルスカバレッジ(UHC)が必要不可欠であり、COVID-19の世界的流行が続く中で、UHCは今まで以上に重要視されています。

タイ保健省のWalaiporn Patcharanarumol氏(プロジェクトマネージャー、Director of Global Health Division)は今回のJPMTミーティングがフェーズ2のキックオフであると述べ、フェーズ2ではタイと日本のUHCの経験と知見をほかの参加国と共有することで、UHCの普及により努めることを強調しました。加藤チーフアドバイザーも同意し、まずはほかの参加国のニーズをアセスメントするところから開始することを確認しました。

そのほかにも、今回のJPMTミーティングでは、タイおよびほかの参加国においてUHCを改善・推進するにあたり、当プロジェクトではどの分野に焦点を当て、また、どのような活動を実施するかについて話し合いました。

引き続き、日本・タイ・参加国の関係者と議論を深め、パートナーシッププロジェクトを推進していきます!

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