JICA-NIHE Phase 3 プロジェクトの開始

2017年7月27日

本事業は、ベトナムのモデル地域において、高危険度病原体などの感染症の実験室診断能力向上のための施設整備及び研修の実施、また実験室間のネットワーク構築及び強化を行うことにより、感染症に対する実験室診断能力及びネットワークの信頼性の向上を図り、ベトナム及び周辺国で高危険度病原体を含む感染症流行の適切な対応・制御に寄与することを目的としています。
本プロジェクトは2017年7月27日から5年間のプロジェクトとして開始されました。プロジェクトの日本語タイトルは「感染症の予防・対応能力向上のための実験室の機能及び連携強化プロジェクト」、プロジェクトダイレクターはNational Institute of Hygiene & Epidemiology(NIHE)の Duc Anh所長、プロジェクトマネージャーは同Mai 副所長、NIHEバイオセーフティ部、NIHE国際協力部、そしてJICA長期専門家及び短期専門の構成です。NIHEにおけるバイオセーフティに関するJICAプロジェクトは過去にフェーズ1、2と実施されており、今回はフェーズ3ということでプロジェクトの略称は、JICA-NIHE Phase 3プロジェクトとしています。

【画像】

NIHEにオフィスを置かせていただき、プロジェクトが開始
NIHEの皆さんとの集合写真

【画像】

NIHEのメインビルディングの外観