プロジェクト終了セミナーを開催しました

2023年2月10日

プロジェクトでは2023年3月31日に5年8ヶ月の協力期間が終了するにあたり、2023年2月10日にハノイにて、「プロジェクト終了セミナー」を実施しました。セミナーには、ベトナムからは保健省、ベトナムWHO、国立衛生疫学研究所(National Institute of Hygiene and Epidemiology:NIHE)、ホーチミン・パスツール研究所(Pasteur Institute of Ho Chi Minh City:PIHCMC)、プロジェクトのモデルサイトである10省の疫病管理センター(Center for Disease Control:CDC)、タイグエン省衛生疫学研究所(Tay Nguyen Institute of Hygiene and Epidemiology:TIHE)、ラオスからはラオス国立検査疫学センター、ラオス・パスツール研究所、カンボジアからはカンボジア国立公衆衛生研究所、カンポンチャム州病院、日本から国立感染症研究所所(National Institute of Infectious Diseases:NIID)、長崎大学、JICA等、4カ国から合計約70名の関係者がオンライン・オフラインで参加しました。

このセミナーは、プロジェクトのこれまで行なってきた活動を総括し、またその成果を広く内外に紹介することを目的として実施されました。またセミナーは2部構成で実施され、第一部ではベトナム、ラオス、カンボジアからCOVID-19パンデミック後の現在の各国の状況と、これまで行われてきた対策が紹介されました。また、プロジェクト活動の一つとして3カ国合同で実施した「COVID-19外部精度管理(External Quality Assessment)」の結果が報告されました。第二部では、プロジェクトカウンターパート機関から、それぞれが行なってきたプロジェクト活動の成果と、プロジェクト終了後の計画について報告されました。

当セミナーにはベトナムだけでなく、ラオス、カンボジア、日本からの参加者がありましたが、プロジェクト終了後の、感染症対策における4カ国の連携や協力の可能性が見えるセミナーとなりました。

【画像】オフライン参加者とオンライン参加者での記念撮影

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甲斐プロジェクトチーフアドバイザーのスピーチ

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各国からのオンライン参加者