セキュリティマネージャ向けのハイレベル研修

2020年7月24日

COVID-19対策のため3月、4月の間は、ハノイはロックダウンされていましたが、5月以降は通常通りプロジェクト運営ができています。

5月にはEC-Council Certified Security Specialist(ECSS)研修を2回、EC-Council Certified Ethical Hacker(CEH)研修を1回実施しました。続いて6月にCompTIA Security+研修を2回とLinux Professional Institute Certification Level 1(LPIC-1)研修を1回、7月にはEC-Council Computer Hacking Forensic Investigator(CHFI)研修とCertified Information Security Manager(CISM)研修をそれぞれ1回ずつ実施していました。

CISM「公認情報セキュリティマネージャ」は、ISACAという組織によって提供されるマネジメントレベルの情報セキュリティの国際的資格です。企業や団体の情報セキュリティプログラムにかかるマネジメント、設計、監督を行う、セキュリティマネージャ・セキュリティ担当役員・セキュリティ担当役職者・セキュリティコンサルタント等の職務を対象としています。CISMは、情報セキュリティ・ガバナンス、情報リスクの管理、情報セキュリティプログラムの開発と管理、情報セキュリティ・プログラム・マネジメントという4つのドメイン領域から成っており、それぞれの分野を幅広く学ぶ必要があります。

今回の講師は、ISACA関係の研修の実績が多く、セキュリティマネジメントの実務も豊富なインドISACAのディレクターに依頼しました。ただ、残念ながら、COVID-19のためハノイに渡航することができず、やむなくオンラインでの研修となりました。研修を依頼した会社の配慮により、できるだけその場にいるような感覚を得るために、先進的な遠隔操作可能なロボットを利用することになりました。インターネットの接続やロボットの操作に時間を取られてしまいがちでしたが、研修生は講師の講義、ケースを考えた議論、資格試験の問題などを通して、広くセキュリティマネジメントについて学習することができました。

【画像】

【画像】

【画像】