仮想マシン(VMWare)を使いこなすための研修

2020年11月30日

2020年11月30日週と12月21日週の合計10日間にわたり、VMwareに関する研修「VMware Certified Professional - Data Center Virtualization 2020」を、AISでITインフラを担当する5名に対して実施しました。

VMWareとはクラウドコンピューティング・仮想マシン(注)で世界一のシェアと持つアメリカの企業であり、その仮想マシン製品の名前です。AISのITインフラはすべて仮想化されており、仮想マシンを使いこなすための技術やノウハウを学ぶことが本研修の目的です。

この研修は2つのパートに分かれており、それぞれにおいてマシンの構築・設定・管理および最適化や拡張する技術を学ぶことができました。
・VMware vSphere: Install, Configure, Manage(導入・設定・管理)
・VMware vSphere: Optimize and Scale(最適化と拡張)

本研修によって得た知識と技術をもって仮想マシンを効率的かつ効果的に活用することで、AISが持つITインフラのパフォーマンスが向上し、すべての業務に安定に支えることができるようになります。

(注)仮想マシンとは、物理的なハードウェア上にソフトウェアによって構成される仮想的なコンピュータのことです。通常私たちが使うPCにはWindows等のOSが1つしか入っておらず、すべての作業はそのOS上でなされます。仮想マシンを導入した場合は、たとえばそのOSの上に、他のOSが動作する仮想的なコンピュータを構築できることになります。仮想マシンをサーバに導入した場合は、物理的に1台のサーバ機器でも複数のサーバを独立に動作させることが可能になります。これは物理的なサーバの持つ資源を最大限発揮することができるうえに、サーバの管理面でもハードウェアの管理が減る分効率的になります。

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