35.日本のデータ統合・解析システムに関するセミナーを開催

2023年2月13日

メコンデルタでは、気候変動への適応策を検討するため、様々な機関により環境モニタリングなどのデータが収集されていますが、それらのデータは誰もが使えるような形式では整備・公開されていません。そこで、本プロジェクトの社会実装モデルNo.12では、このようなデータを一元的に収集・管理し、解析を支援するプラットフォームを構築します。これに先立ち、同モデルの日本側リーダーである東京大学の溝口先生が、自らもその立ち上げに参加され、2006年度にスタートした日本のデータ統合・解析システム「DIAS(Data Integration and Analysis System)(注)」についてCTUのカウンターパートに紹介しました。

(注)地球規模/各地域の観測で得られたデータを収集し、永続的に蓄積、統合、解析するとともに、社会経済情報などとの融合を行い、地球規模の環境問題や大規模自然災害等の脅威に対する危機管理に有益な情報へ変換し、国内外に提供することにより、日本の総合的な安全保障や国民の安全・安心の実現に資することを目的とするシステム。

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DIASについて解説する溝口先生

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溝口先生のカウンターパートでモデルNo.12リーダーのチ先生

【画像】DIASとは データ統合・解析システム(DIAS)(注)