2019年10月28日
2019年10月20日(日)第33回長井マラソンが開催され、往年のタンザニア人名ランナーのジュマ・イカンガーさんを団長として8名のタンザニア人選手が参加しました。
JICAはこれに合わせて、JICAブースの出展、写真パネル展示を行いました。
ジュマ・イカンガーさんは2016年からJICAタンザニア事務所の広報大使をつとめています。イカンガーさんは、タンザニア初の女子陸上競技大会「Ladies First」(JICA主催)の実現に尽力しました。
また、昨年はイカンガーさんの仲介により、東京オリンピック・パラリンピックタンザニアホストタウンである山形県長井市の「長井マラソン」に、「Ladies First」に参加した女子選手を含むタンザニア選手団の参加が実現。長井市民がタンザニアに対する関心を高める貴重な機会となりました。
こうした功績を讃え、JICAはイカンガーさんに対する理事長賞の授与を決定。第33回長井マラソン前日イベントの「イカンガー氏・宗兄弟トークショー」において、JICAアフリカ部長より同氏に表彰状が授与されました。
マラソン大会の受付・表彰式会場となった長井市置賜生涯学習プラザのホールでは、タンザニアで初の女性陸上競技大会「Ladies First」の様子やタンザニアの青年海外協力隊員の活動写真パネルを展示しました。
また、JICAブースではアフリカ関連資料や、ティンガティンガの展示を行いました。たくさんのご来場ありがとうございました。
タンザニア選手団は時差や慣れない気候で体調万全ではなかったものの抜群の速さを披露しました。
また、スペシャルゲストのイカンガーさんと宗 茂旭化成株式会社陸上部顧問は、スタート地点やゴール地点で市民ランナーのみなさんを励ましてくれました。
タンザニアのみなさん、日本への長旅お疲れさまでした。これから2020年東京オリンピックをはじめ、世界の陸上界での活躍が期待されます。
(報告:JICA東北 佐藤)