開発教育(国際理解教育)支援事業

「開発教育(国際理解教育)」とは、市民一人ひとりが地球上のさまざまな課題と自分たちの生活を結び付け「ジブンゴト」として考え、行動につなげていく力を養うことです。また、その中には、多様性に富む人々や文化と共に生きる人や社会を育むこと(多文化共生)も含みます。

JICA東北では、主に学校を対象とした様々なプログラムをご用意し、探究型学習へのご活用にもお応えしております。また、職場や町内会の活動などでもご活用いただけるメニューの充実も進めております。まずは関心をもつことから始めてみませんか?

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国際協力出前講座

開発途上地域での活動経験を持つJICA海外協力隊経験者やJICA職員を講師として派遣します。現地での活動体験談のほか、日本国内での国際理解や多文化共生について知ることができます。通常、講師が学校現場に伺うことを想定していますが、オンライン形式での実施も可能です。詳しくはJICA東北までご相談ください。

訪問学習プログラム

国際協力の現場やJICAについて、JICA東北のスタッフがお話しします。JICA東北の他、各県のJICAデスクでも訪問を受け付けています。新型コロナウイルス感染防止のため、受入れ可能人数を上限15名としております。また、お申込みは学校および団体単位でお願いいたします。

教師海外研修

小学校・中学校・高等学校・特別支援学校等の先生方を対象に、開発途上地域における国際協力の現場を視察し、その経験・素材等を活かした開発教育実践のための研修を実施しています。先生ご自身が現地で感じたこと、得たことを、主体的な授業を通して児童、生徒に伝えませんか?(なお、2022年度は新型コロナウイルス感染症のため中止します。代替として教員向け国内研修プログラムを予定しておりますので、ご希望の際はJICA東北までご相談ください。)

開発教育指導者研修

主に教員の皆さんを対象に、日本・世界のさまざまな課題への理解、及び開発教育実践のためのスキルアップを目的として、ワークショップや参加型手法を体験・習得を目指す研修です。2022年度から「入門編」「実践編」を開催します。

国際理解・開発教育セミナー

地域の子どもたちや教員、市民の皆様が、開発途上地域の現状や世界と日本のつながり、多様で豊かな考え方や文化について知り、毎日の生活を見直したり、教育現場や地域活動等で活かしていただいたりすることを目的として、東北各地で市民イベント・セミナーを開催しています。

国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト

次の世代を担う中学生・高校生を対象に、開発途上地域の現状や日本との関係について理解を深め、国際社会の中で、日本、そして自分たち一人ひとりがどのように行動すべきかを考えることを目的として毎年夏に実施しています。

教材集(開発教育・国際理解教育)

子どもたちが世界の現状や課題、国際協力、身近な国際化や多文化共生などについて知り、考え、自分たちにできることを探すために役立つ開発教育・国際理解教育のための教材をご用意しています。