OB・OG著書紹介

JICA海外協力隊OB/OGが執筆、編集した書籍を紹介します。
※派遣名称は派遣当時のものです。

2011年

表紙

アマゾンの空飛ぶ日本語教師

著者:中瀬 洋子
発行:無明舎出版、2012年
定価:1680円(税込み)

「いつか国際協力に関わる仕事をしてみたい」そんな夢を持ち続けた主婦が日本語教師となり、日系社会シニア・ボランティアとしてブラジルへ。
日本の約10倍以上の面積を持つアマゾン流域に点在する日本語学校を巡回し、現地日本語教師の指導力向上と現地での日本語の普及に奔走した2年間。
アマゾンでの初めての海外生活に最初は戸惑いつつも、意欲的に活動し、生活を楽しむ著者の様子がうかがえる。

表紙

青年海外協力隊アフリカレポート
タンザニアからの花花通信

著者:花房範子(タンザニア・青少年活動・H20年度派遣)
発行:風詠社、2010年
定価:1575円(税込)

著者は、タンザニアの首都ダルエスサラーム市内のテメケ区役所教育課に協力隊員(青少年活動)として派遣された現職の高校教員。現地でのボランティア活動や日々の生活、人々との出会いなど、協力隊経験のさまざまな側面をつづっている。第2章「タンザニアでの思い出と生活日記」は、派遣中に付けた実際の日記で構成されており、タンザニア暮らしのリアルな空気が伝わってくる。

表紙

ザンビアからの風

著者:鈴木 精(ザンビア・青少年活動・H19年度派遣)
発行:九里学園教育研究所、2010年
定価:1500円(税込)

本書は、ザンビアの首都ルサカにある低所得者層居住区のコミュニティーセンターに協力隊員として派遣された著者が、同居住区のコミュニティースクールにおける自身のボランティア活動や現地での生活体験を綴ったエッセイ。著者は帰国後、私立九里学園高等学校の国際交流課長として、協力隊経験を生かしながら国際理解教育に取り組んでいる。

表紙

高校生のためのアフリカ理解入門
お互いに学び合い、助け合うために

編者:秋田市立秋田商業高等学校 ビジネス実践・ユネスコスクール班
発行:アルテ、2010年
定価:1680円(税込)

「ユネスコスクール」とは、ユネスコの理念に沿った取り組みを実践する学校。その加盟校である秋田市立秋田商業高等学校で加盟校としての活動を主導するのがビジネス実践・ユネスコスクール班。本書は、同班が2010年度に「アフリカ理解」をテーマに取り組んだ研究・実践の内容をまとめたもの。協力隊経験者の寄稿なども盛り込まれている。

表紙

エリア・スタディーズ81 チュニジアを知るための60章

編著者:鷹木恵子
著者:山本君二(シニア海外ボランティア/チュニジア・商品開発〈無焼成レンガ〉・H18年度派遣)ほか
発行:明石書店、2010年
定価:2100円(税込)

豊かな自然景観や歴史遺産を資源として観光産業を充実させてきたチュニジアは、アフリカ大陸でも政治・経済的に最も安定した国のひとつ。同国の歴史、生活、文化から政治、経済にいたるまでを詳細に解説する本書は、同国の全体像を描く書としては本邦初となるものである。元シニア海外ボランティアの山本氏の活動も紹介されている。

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