2022年12月
プロジェクトでは、INPPにおいて「常設諮問委員会」(仏:Comité Consultatif Permanent « 略称:CCP »)と呼ばれる、産業界や行政機関などの関係者が一堂に会する意見交換会の開催を支援しています。以前の記事で紹介したとおり、CCPの開催にかかる手順書とアクションプランが日本人専門家の支援の下、2022年の夏に作成されました。それらの文書に沿って、2022年11月から12月にかけ、プロジェクト対象である9つの地方校においてCCPが開催されました。企業団体等現地産業界からの代表や行政機関などの関係者が集まり、地方校が提供している訓練に関するフィードバックや、更なる訓練への要望・ニーズを得る貴重な機会となりました。こうした意見を収集することは、訓練の質の向上や、地域ニーズに応える訓練を提供するためにとても重要であり、これからも定期的に開催する予定です。そのため、2023年1月~2月にかけて、日本人専門家が講師を務める「振り返りワークショップ」および「手順書改訂ワークショップ」を実施しました。
これからもCCPの開催支援とモニタリングを行い、コンゴ民主共和国における産業人材育成の質の向上、平和構築に貢献してまいります。
キンシャサ地方校CCPの様子(2022年12月16日開催)
産業界代表発言の様子(北キブ地方校CCP)(2022年11月25日)