コンゴ民主共和国での蚊とマダニ採取

2023年6月28日

ザンビア共和国とコンゴ民主共和国(以下、「コンゴ民」)で実施中の「アフリカにおけるウイルス性人獣共通感染症の疫学に関する研究プロジェクト」(以下、「プロジェクト」)では、日本側実施機関の北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所から、プロジェクトのチーフアドバイザーの髙田礼人教授他、様々な専門分野の研究者がザンビアとコンゴ民に渡航し活動を行っています。

ようやくコロナ流行も落ち着きをみせ渡航制限も緩和されたため、定期的にコンゴ民でコウモリ調査を行っている梶原将大准教授と一緒に、大場靖子准教授と松野啓太准教授が2023年3月にコンゴ民を始めて訪問し、カウンターパートとサンプル採取などの活動を共にしました。大場准教授はキンシャサ市内で蚊を、松野准教授はキンシャサ市内の食肉処理場でウシに付着しているマダニ採取を、それぞれ行いました。現在、コンゴ民のカウンターパートと共に解析を行っており、これらの吸血性節足動物が媒介する人獣共通感染症について研究を進めています。

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INRB所長と

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食肉処理場でマダニを採取する松野准教授

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採取したダニ

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直接ウシからマダニを採取

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食肉処理場の職員と話をするカウンターパート

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蚊のトラップを設置する大場准教授

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蚊を採取した様子

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LABOVET所長の表敬