日本から研究員がマレーシアに初渡航しました

2022年10月28日

プロジェクトが開始してから、約1年が経ち、今回初めて日本側の研究員2名がマレーシアを訪問しました。

プロジェクトの準備期間から開始後1年間は、新型コロナの影響が大きく、日本側の研究員のマレーシアへの渡航が叶いませんでした。ここに来て、やっと新型コロナの感染状況と日本とマレーシア間の海外からの渡航条件が落ち着きを見せ始め、この日を迎えることが出来ました。

クアラルンプールでは、共同研究を行っている3つの大学の研究員との面会や研究施設の視察をしました。現在までのプロジェクトの活動の進み具合を確認し、今後の方向性について議論を行いました。

日本から供与予定である機材の選定や購入の進め方、日本での長期・短期の研修の候補者やその時期、また研究内容について、野崎チーフアドバイザーと柴田研究員から、アドバイスやコメントがありました。

これまで何度もオンライン会議では顔を合わせていたメンバーでしたが、実際に会って話をすると、お互いをよく理解することが出来ました。その結果、研究についての深い議論も行え、参加者全員にとって、大変有意義な時間となりました。

今後も新型コロナの規制や感染状況を注視しつつ、日本とマレーシア、そしてインドネシアとの行き来の機会を作り、頻繁に密な連携を進めて行きたいと思います。

前田亜希子(業務調整員)

【画像】

マラヤ大学の研究者とのプロジェクト活動の進捗を話し合う野崎チーフアドバイザー(写真左から3人目)と柴田研究員(左から1人目)、マレーシア側研究者達

【画像】

マラ工科大学にて施設の説明を行うズリナ助教授と日本側研究員