インドネシア研究者への国内研修

2023年6月26日

インドネシアでは、現在抗マラリア剤を生産する菌株の改良についての第2回目の国内研修が国立研究イノベーション庁(BRIN)のLaboratory for Biotechnologyにて実施されています。第1回は4月の4週間実施され、今回は6月の4週間、次回は8月の3週間で予定されています。この期間中はチームメンバーが進捗状況を共有し、今後の進め方を検討することから毎日が始まります。

活性物質の分析および精製手順も最適化され、菌株改良による物質の生産性向上を目指しています。

日本人専門家が現地入りしていない期間もオンライン会議で研究の進捗状況を報告したり、メールでの確認を行ったりと活動に遅れが生じないよう専門家のお二人は注力してくださっており、インドネシア研究者も専門家のアドバイスのもと、着実に活動を進めています。

感染症創薬のための次のステップにつなげられるよう、今後も密な連携のもと活動を推進していきます。

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インドネシア研究チームメンバーと小嶋専門家(写真左端)、土橋専門家(写真左から2番目)の打合せの様子

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微生物が生産した活性物質の精製に取り組むインドネシア研究者と土橋専門家