【パプアニューギニア】集団投薬に向けた広報活動

2022年3月30日

パプアニューギニアの東ニューブリテン州(ENBP)にて、フィラリアの伝播抑制を目的とした集団投薬(MDA:Mass Drug Administration)(注)が、2022年4月に同州住民38万人(一部対象除外基準あり)を対象に実施されます。事前にトレーニングを修了した医療従事者と住民ボランティアが中心となり、現在、州全土で広報活動が行われています。

SDGsの理念にあるように、誰一人取り残さず投薬を実施するためには、同州全域を網羅した情報発信を行い、すべての住民にこの活動について知ってもらうことが不可欠です。この広報活動は3週間を予定しており、4月4日からはいよいよ2週間の集団投薬が始まります。

【画像】広報チームの集合写真

【画像】学校での広報活動の様子

【画像】村での広報活動の様子1

【画像】村での広報活動の様子2

【画像】教会での広報活動の様子

【画像】広報資料をバス停に設置する關原専門家の様子

【画像】巡回医療中に広報活動も行う医療従事者の様子

【画像】ラジオでの広報活動の様子

(注)MDAは原則、1年ごとに合計2回実施します。ENBPでは2019年に第1回MDAを実施し、第2回MDAは新型コロナウイルス感染症拡大の影響により実施が延期されていましたが、今回第2回MDAが実施されることになりました。