母子健康手帳の利用のための指導者研修(ウアンボ州)

2019年10月9日

ウアンボ州での母子健康手帳の導入が開始されました!

本プロジェクトのターゲット州はアンゴラ全国18州の内3州。首都のルアンダ州、ベンゲラ州、ウアンボ州です。ウアンボ州がアンゴラでの母子健康手帳の導入3州目となります。

プロジェクトチームは9月25日にウアンボ州入りし、到着早々ウアンボ州保健局長とミーティングを実施しました。保健局長は、母子健康手帳の導入を心待ちにしてくださっていたようで、プロジェクトチームを温かく迎えてくださりました。

9月30日から10月4日の5日間で、母子健康手帳の利用のための指導者研修(ToT:Training of Trainers)を実施しました。ウアンボ州保健局から4名、ウアンボ州11市の各市保健局から2名ずつのスタッフが参加しました。ToT研修参加者が各市での母子健康手帳の担当者となって手帳導入の中心人物となるため、ToT研修はとても重要な研修です。そのため、手帳の記入方法だけでなく、医療従事者研修や施設内研修の実施方法、配布計画の作成方法やモニタリングスーパービジョン(M&S)の実施方法など、手帳の導入や管理に関わる幅広い内容を網羅しています。そして、講師陣には既に手帳を導入しているルアンダ州やベンゲラ州保健局のスタッフも加わり、実際の導入時に問題となった点などに関して詳細な情報共有も行われ、とても活発な研修となりました。

10月7日からウアンボ州各市での医療従事者研修及び母子健康手帳の導入が順次開始されます。

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ウアンボ州保健局長とのミーティング

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ウアンボ州市ToT1

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ウアンボ州市ToT2