第1次現地業務を実施しました

2021年6月15日

インド、ミャンマーなどの周辺国との国境に至るバングラディシュの主要幹線道路の交通量は、経済の発展に伴い増加が続いており、それに加え、過積載車両の頻繁な往来が道路・橋梁インフラの損傷などの一因となっています。
また、過積載車両が関係する横転や荷物の逸脱落下等の重大事故が発生しており、これらの対応を含む、適切な道路の保全・維持管理が喫緊の課題となっています。
主要幹線道路を安全かつ適切に使用し、維持管理するため、大型車両などの過積載対策の実施体制強化を目的として、「【有償勘定技術支援】過積載車両管理・規制能力強化プロジェクト」は、2020年8月に開始しましたが、新型コロナ感染症の影響で、現地業務が開始できず、リモートワークにてカウンターパートとの協議及び調整を行ってきました。
2021年3月、現地への渡航が可能になったため、現地業務を実施し、1)業務計画の打合せ、2)現在稼働している軸重計測所の調査、および3)第1回合同調整会議の準備を進めることができました。

【画像】

カウンターパートに既存の軸重計測所の実態について聞き取りをおこなう様子(RHD本部)

【画像】

軸重計で過積載となった車両の車両重量計により車両総重量を計測する様子(Meghna軸重計測所)

【画像】

カウンターパートと合同で軸重計測所のモニター画面により軸重計測データを確認する様子(Bathuli軸重計測所)

【画像】

カウンターパートと合同で軸重計測所のモニター画面により軸重計測データを確認する様子(Meghna軸重計測所)