サブワーキンググループ(Sub-WG)を実施しました

2022年12月15日

本プロジェクトでは、関係機関との連携を図りプロジェクト参加を促すために、プロジェクト成果に対応する3つのSub-WGを形成しています。
今秋、RHDと関係機関であるHighway Police、Bangladesh Road Transport Authority、Bangladesh Land Port AuthorityからSub-WGメンバーが選出されました。これを受けてRHDは、11月から12月初旬にかけて、JICA専門家チームのサポートを受け、すべてのSub-WGにおいてキックオフ会議を開催しました。
各Sub-WGにおけるキックオフ会議の概要は、以下の通りです。

Sub WG 1
  • RHD Technical Services Wing、RHD Planning &Maintenance、BRTAとJICA専門家チームから計28名が参加した。
  • RHDの運営する軸重計測所の運営業務委託にかかる仕様書ドラフトの概要を発表した。
  • 仕様書ドラフトの内容精査に時間が必要であるとのコメントがあり、参加者にドラフトを送付し、各自フィードバックを送付することとなった。
Sub WG 2
  • RHD Technical Services Wing、RHD Planning &Maintenance、BRTAとJICA専門家チームが参加した。(第1回:28名、第2回:17名参加)
  • 本プロジェクトで導入する軸重計測データベースシステム及び調達する関連機材について提案を行なった。
  • BRTAとRHD間で関連データの共有ができないか検討していくこととなった。参加者にデータベースシステム・機材調達案を送付し、各自フィードバックを送付することとなった。
Sub WG 3
  • RHD Technical Services Wing、RHD Planning &Maintenance、HP、BRTA、BLPAとJICA専門家チームから計18名が参加した。
  • 軸重計測および過積載取締りに係るバングラデシュ国内法の分析結果を発表した。
  • 過積載取締り強化・促進のための広報活動案の提案を行った。
  • 国内法レビューへのコメントとして、過積載車両への対応としてまず荷下ろしをさせること、総重量ではなく軸重量で規制を行うこと、許容軸重量の規定にBRTA及びRHDが関わることなどがあげられた。
  • フリーディスカッションでは、道路計画及び管理(RHD)・取締り(HP)・車両登録及び広報(BRTA)など、別々の権限をもつ機関の役割を整理し、これらが協力して横断的に過積載取締りのための広報活動を実施することが結論付けられた。

議長を務めるプロジェクトダイレクターのTanvil氏は、プロジェクトの活動及び成果物をより良いものにしていくため、発表された提案と成果物を得るための方向性について各Sub-WGメンバーのレビュー及びフィードバックを求め、Sub-WGメンバーは、協力していくことに賛同しました。
キックオフ会議後、メールや電話で寄せられた各Sub-WGメンバーのレビュー及びフィードバックを基に、Sub-WGでの協議が継続されています。

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チェアマンを務めるプロジェクトダイレクター

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RHDオフィスから参加するメンバー

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ハイブリット式会議の設定をするプロジェクトマネージャー

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プレゼンテーションの様子