ピロリ菌感染症関連死撲滅に向けた中核拠点形成事業

ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)は、全世界人口の約半数が感染していると推定され、慢性胃炎や胃がんなどを引き起こす大きな原因となっています。ブータンでは、ピロリ菌感染率が7割を超え、薬剤耐性ピロリ菌や、病原性の高い強毒型ピロリ菌の流行で、胃がんは国内の部位別がん死亡原因の第1位、死亡率は世界第3位となっており、胃がん対策は大きな課題となっています。
本プロジェクトは、胃がん対策を最重要開発課題とするブータン政府を支援し、迅速ピロリ菌検査法の開発、内視鏡技術研修を通じた人材育成等を通し、ピロリ菌感染症に関する適切な検査・診断・治療を提供できる体制を強化していきます。

更新情報

2023年4月5日
プロジェクトニュース」を更新しました。
2022年11月30日
プロジェクトニュース」を更新しました。
2022年11月8日
プロジェクトホームページを新規開設しました。
対象国:
ブータン
課題:
保健医療
署名日:
2022年3月17日
協力期間:
2022年8月19日から2027年8月18日
相手国機関名:
王立医科大学、王立疾病管理センター、国立中央病院