FORTESA-JICAプロジェクト実施フレーム

2019年4月9日

小川正子専門家がボリビアに到着し、4月8日~9日には、ボリビア医療技術者養成システム強化プロジェクト(FORTESA-JICA)が、コチャバンバ市にある日本・ボリビア国立医療技術者養成校(ETSBJCA)にて、教科書作成委員会メンバー(両校教員より選抜)を対象に第一回教科書作成研修を開催しました。ラパス市に於いても、2月6日~8日に同様の研修を国立ラパス公衆衛生校(ENS)にて実施し、研修を通して、文法の正しい使い方、具体的な記述方法を強化しました。

続いて、4月10日~12日には、国立ラパス公衆衛生校(ENS)及び日本・ボリビア国立医療技術者養成校(ETSBJCA)の教科書作成委員会メンバー合同で第二回教科書作成研修を開催しました。その中で、両校5課程のグループがプロジェクトのPDM(プロジェクト・デザイン・マトリックス)に記載されている優先度の高い4領域を選択し、それに沿ってグループワークを行い、教科書の概要を作成し、各々発表を行いました。

看護課程…リプロダクティブヘルス
栄養課程…ヘルスプロモーション
保健統計課程…地域住民参加
環境保健課程・媒介虫対策課程…疫学

今後2校は各々週一回程度集まりを持って教科書作成にとりかかる予定としており、FORTESA-JICAプロジェクトは、両校の教科書作成委員会メンバーと連絡を密に取り、指導を続けていきます。
また、小川専門家が以前活動した中米エルサルバドルにて現在も活動を継続しているエルサルバドル保健省教科書作成中央委員会とも連携していく予定です。

【画像】第一回教科書作成研修(ETSBJCA校教科書作成委員会メンバー対象)

【画像】第二回教科書作成研修 小川正子プロジェクトリーダーの指導

【画像】第二回教科書作成研修(ENS校、ETSBJCA校教科書作成委員会メンバー対象)