第三回JCC会議を実施しました!

2022年8月4日

「サラエボ県公共交通管理及び運営能力強化計画策定プロジェクト」では、2022年5月17日に第三回JCC会議を実施しました。今回のJCC会議には在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館の伊藤眞大使、及びアドナン・シュテタ(Adnan Šteta)サラエボ県交通省大臣をはじめ、交通省副大臣および同省の職員、公共交通事業者であるGRAS(サラエボ公共交通公社)とCentrotransの職員、アメル・コソバッツ(Amel Kosovac)サラエボ大学交通・通信学部長および同学部の先生方、JICAバルカン事務所、JICA調査団が出席しました。

会議の冒頭では、シュテタ交通大臣と伊藤大使が挨拶し、公共交通分野での日・ボスニア・ヘルツェゴビナ間での協力の継続について確認がなされました。その後、活動1(サラエボ県交通省の公共交通政策改善)、活動2(公共交通事業体の組織能力改善)、活動3(車両、軌道およびデポの更新計画改善)、活動4(公共交通利便性向上計画の策定)の4つの活動毎にサラエボ側の代表者がこれまでの活動内容と今後のスケジュール等について報告し、活発なディスカッションがなされました。

ディスカッションでは、公共交通政策改善計画の計画年次や目標、サラエボで新たに設立予定の交通公社(KJKP)の運営・管理に対する技術アドバイス、昨年より運行が始まっているコミューター鉄道の現況調査、公共交通マップの効果的な配布方法等について活発な議論が行われました。

なお、同時に、伊藤大使とシュテタ交通大臣、コソバッツ学部長との会談も行われました。当会談については、下記、在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本国大使館のHPでも紹介されています。

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