日本人専門家による座学研修がスタートしました

2022年1月下旬に発生したクーデターにより中断を余儀なくされていた本プロジェクトですが、現地カウンターパートとのオンライン協議を通じて組織体制の変化や安全についての確認を行った後、同年5月から日本人専門家の渡航を順次再開いたしました。晴れて、プロジェクトの再始動です。

そして6月7日～6月9日の3日間には、中断により実施が遅れていた座学研修が集中的に行われました。1日目は舗装の基礎について、2日目は安全管理について、3日目は舗装の補修についてそれぞれ日本人専門家が講義し、その前後にはベースラインテストを研修生に受けてもらうことで講義の理解度を確認しました。研修には各部署から毎回40名弱の研修生が参加し、質問をする生徒も多数見受けられ、非常に熱心に取り組んでいる様子でした。今後も継続的に座学研修を開催しながら、準備が整い次第、補修機材を使用した実地研修を実施する予定です。