常温合材を用いたポットホールの補修が実施されました

2022年12月22日

本邦研修で訪問した東亜道路工業(株)から無償供与された全天候型常温合材(CPM:耐久性タイプ50kg、CPM-L:標準タイプ50kg)を用いて、カウンターパートのエンジニアたちは、日本人専門家の監督の下、首都ワガドゥグ市内の国道1号線で長く放置されているポットホールの補修作業を試験施工として行いました。

前日に施工候補箇所を選定するための現地踏査を行い、限られた材料保有量と不具合箇所の規模並びに交通状況などを総合的に勘案し、国道1号線での実施を決定しました。敷き均しや締固め作業は、用具を使い手作業で行い、施工の手順や注意点について入念に確認していました。今後は、カウンターパートたち主導で通年に渡り、目視によるモニタリング評価作業が行われます。

この全天候型の常温合材を用いたアスファルト舗装の修繕方法は、カウンターパートの直営作業班による緊急作業の材料調達の選択肢の一つとして定着が図られることが期待されるため、本プロジェクトの専門家は積極的に支援活動を継続します。

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常温合材を用いた補修作業の様子

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施工完了