ブルキナファソにおいては、初等教育の総就学率は大幅に改善した一方で(総就学率2008年73.2%、2018年96.09%)、最終学年残存率は68.8%(UNESCO、2017)にとどまっている。2014年に実施された仏語圏アフリカ諸国を対象とした学力調査(PASEC2014)では、初等第6学年の算数分野で調査対象10カ国中3位であったものの、児童の約4割が習得すべき基礎的な問題を解けないなど、基礎学力の改善に大きな課題がある。
ブルキナファソ政府は2012年に策定された「基礎教育戦略開発プログラム2012-2021」(Programme de Développement Strateg…