第3回簡易課税制度に係るタスクフォースチームミーティングの開催

2017年2月6日

2017年2月6日、第3回SAF(簡易帳簿制度)に係るTFT(タスクフォースチーム)ミーティングを実施しました。まず冒頭、タスクフォースチームのリーダーである納税者サービス・滞納管理部Kong Sokheng氏から、武藤チーフアドバイザーに対して、2016年8月〜12月にかけて全税務署の管轄地でSAFセミナーを実施し、その結果、小規模納税者の登録者数が大幅に増加したことに対する、感謝と御礼の言葉が伝えられました。
上述のセミナー終了時に、毎回アンケートを実施し、各納税者からSAF及びその他質問とコメントを収集しましたが、納税者から寄せられた質問やコメントを基に、今後、当プロジェクトで作成予定のSAFに関するFAQ(Frequently Asked Questions:質疑応答集)をSAFタスクフォースチームでドラフトを作成していくこととし、今後の段取りについて話し合いました。
今後はタスクフォースメンバーが、納税者から寄せられた質問の中から、FAQに掲載する質問を選別するという納税者目線での質問のほか、税務職員としてのプロフェッショナル目線での質問項目をまず第一段階として作成し、その後、武藤チーフアドバイザーのチェックを受けながら質問対する回答を整備していくことになります。
本FAQは、最終的には税務職員の手元のバイブルとして使用されることが期待されるとともに、GDT(租税総局)のホームページに掲載し、納税者の疑問に答える活用がなされることも期待されています。

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SAFメンバーによるTFTミーティングの様子

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SAFの今後の展開について議論を交わすTFTメンバーたち