第3回JCCを開催

2017年4月20日

2017年4月20日、第3回JCCが開催されました。税務大学校井上俊夫教授、井上篤教育官に加え、JICA本部より木全企画役、JICAカンボジア事務所から菅野所長、プロジェクトから武藤チーフアドバイザーなどが本会議に参加しました。GDT側からは、プロジェクトダイレクターのVann Puthipol副総局長、プロジェクトマネージャーのHeng Soknang副総局長はじめ、JICA/GDTプロジェクトメンバーとTFTメンバーなど総勢40名の参加が参加し、非常に活気ある会議となりました。

本会議は、活動が本格的に始動し、1年が経過したため、活動の成果と今後の活動の方向性の確認をすることが主な目的でした。Vann Puthipol副総局長の議長の下、同副総局長、菅野JICAカンボジア事務所所長より冒頭に挨拶に始まり、Heng Soknang副総局長のプロジェクトの活動進捗報告、武藤チーフアドバイザーの2017年度の活動計画、JICA/GDTプロジェクトメンバーのKong Sokheng副部長のカンボジアの行財政改革の最近の動向の報告・発表がありました。報告・発表を通じて、JICA/GDTプロジェクトの今後の方向性や、GDTの改革の進捗と課題について意見交換を行い、2時間の会議予定が大幅に予定時間を超える活況な会議となりました。

JCCの最後には、プロジェクト専門家チームと実施期間のカウンターパートである租税総局が、双方の密接な議論を通じて、プロジェクトの進捗を継続的かつ主体的にモニタリングし、6ヶ月ごとにその結果をとりまとめる事業管理ツールであるMonitoring Sheetに、プロジェクトダイレクターであるVann Puthipol副総局長と武藤チーフアドバイザーがサインを相互に行ない、成功裡のうちに終了しました。

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JICA側JCC出席者(左から田中次長、菅野所長(以上JICAカンボジア事務所)、武藤チーフアドバイザー、井上俊教授、井上篤教育官(以上国税庁))

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GDT側出席者(左からVann Puthipol副総局長、Heng Soknang副総局長)

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プロジェクトの活動計画を発表する武藤チーフアドバイザー

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プロジェクトのモニタリングシートにサインをするVann Puthipol副総局長と武藤チーフアドバイザー