『日中環境技術情報プラザ』開所式典及び『環境にやさしい社会構築プロジェクト』合意文書署名式 開催報告

2015年12月7日

2015年12月

2015年12月7日、日中友好環境保全センターにて、「日中環境技術情報プラザ」開所式典、及び「環境にやさしい社会構築プロジェクト」合意文書署名式が行われ、李海生・中国環境保護部国際合作司長、周能福・日中友好環境保全センター副主任、高島竜祐・在中国日本国大使館公使、高月紘・京エコロジーセンター館長等が出席しました。中里太治・JICA中華人民共和国事務所長からは、プラザ及び新規プロジェクトに対する期待と、今後の更なる協力発展への意欲を述べました。

日中友好環境保全センターは、1996年に日本の無償資金援助により開所して以来、日中環境協力の拠点として重要な役割を果たし、これまでに汚染モニタリング、公害防止技術、環境政策研究などの分野で大きな成果をあげてきました。

この度、同センター内に「日中環境技術情報プラザ」がオープンしました。プラザの設立が2007年の首脳間会談時の日中共同コミュニケで合意されて以降、JICAは、環境教育教材・プログラムの開発、NGO・ボランティア養成、環境教育モデル基地での人材育成などの分野での協力を実施してきました。今後、プラザは全国の環境教育モデル基地として、さらには企業などの先進的環境技術情報の提供機能としての役割が期待されています。

また同日、日中友好環境保全センターと実施する新しい技術協力プロジェクト「環境にやさしい社会構築プロジェクト」の合意文書が、環境保護部・日中友好環境保全センター・JICAの3者で署名されました。新規プロジェクトでは、大気汚染対策・水環境管理・電子廃棄物処理などの未だ解決に至っていない複雑な環境課題に総合的に取り組んでいきます。

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日中環境技術情報プラザ 開所式典

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環境にやさしい社会構築プロジェクト 合意文書署名式

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日中環境技術情報プラザ 展示の様子

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日中環境技術情報プラザ 展示の様子

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日中環境技術情報プラザ 展示の様子

【画像】新規・技術協力プロジェクト 合意文書署名式