第三回作業管理委員会の開催

2018年1月17日

2017年10月

2017年10月28日、第三回作業管理委員会が開催され、2017年6~10月に実施した活動・成果と今後の方向性を確認しました。

今回の作業管理委員会は、これまでと同様にキューバ側のカウンターパートが中心に発表を行い、本邦研修の成果の報告、先日開催された技術交換会での実施された普及員たちとのグループディスカッションの結果の発表、そして11~12月に開催予定のリーダー農家会合についての確認がなされました。各発表後、テルセ所長やビオレッタ研究部長から多くのコメントや提案が出され、いつもの通りカウンターパートたちは多くの宿題を課されました。

委員会の後半部では、テルセ所長が構想している普及員認証・評価計画やキューバ農業の課題における農業普及の位置づけについて説明がなされました。普及員を闇雲に増やすのではなく、普及員の“質”を担保するシステムも同時に構築していくことが重要になります。課された宿題にカウンターパートたちと取り組みながら、この普及員認証・評価計画、普及人材育成研修プログラムを2018年の春までに策定、実施する予定です。

(副総括/普及人材育成:池野雅文)

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発表を行うカウンターパート。
出典:キューバ国基礎穀物のための農業普及システム強化プロジェクト・チーム

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普及員認証・評価計画について説明するテルセ所長。
出典:キューバ国基礎穀物のための農業普及システム強化プロジェクト・チーム