普及員研修(活動モニタリング)

2018年7月20日

2018年6月

SEGRANOSでは、今年3月から普及員研修・認定システムの試行を開始しました。その際に出された課題など各普及員の活動進捗状況の確認を目的に、6月8日に普及員研修(活動モニタリング)を実施しました。

SEGRANOSのカウンターパート(C/P)を含め普及員たちは、これまで各々の任務を真面目に遂行してきていますが、活動の意味や個々の活動の関連性を考えながら段取りを行ったり、自主的に活動を提案するという場が多くはありませんでした。このため、今回は、C/Pを中心に研修内容を計画し、研修では各普及員が普及活動の進捗を発表、他県の普及員と意見交換を行うことで、自主性を引き出すことに努めました。

参加者は、宿題となっていた農家の収集データや展示圃場の活用状況などを取りまとめてくることになっていましたが、遠隔地の農家から書類やデータを収集・分析する時間が十分でなかったり、そもそも十分理解が得られていない場面もあり、終了後の反省会では、今後どうすれば改善できるかという話がもりあがりました。今回のこれらの反省を生かして、C/P・普及員の自主性を伸ばしながら、次回の普及員研修の内容の検討・計画を行っていきます。(副総括/普及人材育成:池野雅文)

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普及員による活動進捗報告の様子。
出典:キューバ国基礎穀物のための農業普及システム強化プロジェクト・チーム

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普及員月報の概要報告および改良事項の検討の様子。
出典:キューバ国基礎穀物のための農業普及システム強化プロジェクト・チーム