病院でのキャリブレーション

2018年5月25日

2016年にキューバ国立医療機器センターは、全国の医療機関が質の良い医療サービスを提供することを支援する目的で、国立機関として定期的・系統的に専門家を派遣しながら機器を校正することを開始しました。
しかし、古い医療機器が多いキューバでは、校正作業をしようとしても対象の機器が修理中なことも多くスケジュール通りに作業が進まず、校正技師らは病院に何度も足を運ばなければなりません。しかし、全ての機器を医師や患者たちが安心して使用できるよう、丁寧に校正記録をつけながら管理しています。
また、少人数で全国の医療機器の精度を管理するのですから、同僚たち全員が同等の技術を早急に持てるよう、本邦研修後すぐにセンター内の同僚への研修が開始されました。

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病院での校正作業

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センターの同僚への研修

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病院での校正作業