【こぼれ話】「和ン・チーム」で日本ジブチ文化交流

2022年10月8日

ジブチの週末は金曜日・土曜日です。国民のほとんどが信仰するイスラム教で、金曜日は特別な礼拝を行う日と定められていることが影響しているそうです。
この休日を生かして、日本ジブチ文化交流を実施しました。

活動場所はCDC(コミュニティ開発センター)という、日本の公民館のような働きをしているところです。
ジブチ市各地区のCDCでは、地元の子供たちや青少年が集まって、サッカー、音楽、コンサート、語学学習などが行われています。

今回は、第2回目となった日本文化交流会の様子を紹介します。
6月のある週末、ある地区のCDCに、「和ン・チーム」が集まりました。「和ン・チーム」とは、ジブチにおける日本人コミュニティや、日本に親しみをもってくれるジブチの友人たちが、「和」の精神をもってワン・チームとして活動していきたい、という意味が込められた合言葉です。この日は、JICA、JICAボランティア、日本大使館、日本自衛隊などの有志と、近隣のジブチ人の子供たちが「和ン・チーム」として楽しく過ごしました。

活動内容は「簡単な日本語の挨拶」、「合唱(大きな歌、赤とんぼ、ふるさと)」「ひらがなを書こう」「折り紙(かぶとづくり)」です。
開始当初は10人程度しかいなかった子供たちですが、にぎやかな雰囲気に誘われて、次第に50人近くになりました。約45分の活動が終わるころには、参加者全員に「こんにちは」「ありがとう」の言葉は覚えてもらえたようです。

これからも数か月に一度、ジブチのCDCを日本人有志で巡回していこうと思っています。

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合唱(大きな歌、赤とんぼ、ふるさと)

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ひらがなを書こう

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折り紙(かぶとづくり)

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集合写真