第1回コンゴ民主共和国における森林劣化のモニタリングの定義と方法に関する協議ワークショップへの参加

2019年8月14日

8月13日~14日に、Kinshasa市において「コンゴ民主共和国における森林劣化のモニタリングの定義と方法に関する第1回協議ワークショップ(1er Atelier de consultation sur les définitions et méthodes de suivi de la dégradation forestière en République Démocratique du Congo)」が開催されました。

この協議ワークショップは、コンゴ民主共和国の環境・持続開発省が調整し、FAOと米国森林局の協力の下で開催されました。この協議ワークショップの目的は、以下のとおりです。

(1)文献における森林劣化の既存の定義の要約を提示すること
(2)UNFCCC(United Nations Framework Convention on Climate Change/気候変動枠組条約)に提出されたFREL(Forest Reference Emission Levels/森林参照排出レベル)の中から、森林劣化が組み込まれている国の実践的な森林劣化の定義を確認すること
(3)各国で実施されているリモートセンシングによるモニタリング手法を提示すること

本プロジェクトからは、技術アドバイザーのMusampa氏が、前フェーズで得られた成果の一つである、旧Bandundu州のFREL開発での森林劣化の抽出方法やその特徴について発表を行いました。