COVID-19対応

2020年9月1日

本ニュースレターでは、2020年3月から開始したCOVID-19への対策について振り返りたいと思います。

コンゴ民国においては、緊急事態宣言は3月24日に発令され、7月22日まで継続されました。
そのような状況下において、プロジェクトのキンシャサ事務所は、コンゴ民国で新型コロナウィルスの発生件数が最も多かったゴンベ地区にあります。4月6日から6月29日まではゴンベ地区が閉鎖されました。3月の緊急事態宣言以降、キンシャサ事務所のプロジェクトスタッフは在宅勤務とし、日本人専門家とはWeb会議やメール、電話でやり取りを行いました。その後、徐々にキンシャサ市内の経済活動が再開されはじめましたが、プロジェクトスタッフは以下のように感染防止の対策を取っています。

-公共交通機関は利用しない
-車に複数人数乗らない
-出勤日の調整
-Web会議の活用
-マスクの着用
-アルコール消毒
-非接触型の体温計による体温計測

現在、日本人専門家は現地に渡航できませんが、現地では活動が進んでおり、PIREDD Kwilu(Programme intégré REDD+ Kwilu/Kwilu州におけるREDD+統合プログラム)の活動では、毎週火曜日に定例Web会議、NFMS(国家森林モニタリングシステム)活動については適宜Web会議を実施し、現地のプロジェクトの進行を指示、調整するとともに、現地スタッフからの報告を受けながら遠隔でモニタリングしています。

【画像】日本人団員と現地スタッフとの定例Web会議(キンシャサ事務所、キクウィット事務所と接続、複数人数が同室する場合はマスクを着用)

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非接触型の体温計

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非接触型の体温計の利用風景