村落及びコンセッションとのアグロフォレストリー・森林保全活動

2020年9月30日

PIREDD Kwilu(Programme intégré REDD+ Kwilu/Kwilu州におけるREDD+統合プログラム)の活動として、下記を実施しました。

1.アグロフォレストリー地での植栽活動(2020年3~4月の植栽)

・村落簡易天然資源管理計画(PSGRN:Plan Simple de Gestion des Ressources Naturelles)の作成作業(継続)
-PSGRNの各種マップの最終化作業
・2020年シーズン以降の活動の準備
-REDD+ポテンシャルの高い地域の抽出(森林分布、森林減少、アクセス条件、保全価値の高いエリア(州政策、保護区等)を考慮してスコア化)
-Kwilu州行政官との連携強化、州関係者との説明・協議
-ラジオ放送によるプロジェクトの情報発信及びプロジェクト参加村落及びコンセッションの公募
-関心表明受領及びプレ選考の準備と選定
選定の結果、57村、58コンセッションが基準を満たしました。選考された村落・コンセッションに対して、順次、活動趣旨の説明会を開催し、REDD活動加の同意が得られた村については、今後の支援プロセスを継続することになりました。いくつかの村落・コンセッションでは既に苗畑の設置支援を開始しています。
-参加型村落ゾーニングガイドラインにかかるワークショップへの参加
このワークショップは、FONAREDD国土整備プログラム主催で、各PIREDDで進めているPSGRN手法の標準化を目的としています。参加型村落ゾーニングガイドライン及び簡易管理計画マップ用のゾーニングカテゴリーを承認します。プロジェクトからは、アシスタントサブマネジャーが参加しました。このワークショップで、関係者間の意見調整を経てガイドラインが合意されました。

【画像】

REDDポテンシャルの高い地域

【画像】

MATANA KIMBUMBA村でのプロジェクトの説明会

【画像】

苗木ポットの土詰め

【画像】

苗木ポットへの播種