州知事による現地モニタリングミッションへの支援

2020年10月25日

州環境大臣の現地モニタリングミッションを2020年7月に実施したのに続き、当月10月10日~10月14日には州知事による現地モニタリングミッションを実施しました。本ミッションには、州知事の他、環境大臣、環境コーディネーター、州安全評議会メンバーなども同行しました。また、マスコミ関係者も同行し、ミッションの様子が放送されました。本モニタリングミッションの概要は以下のとおりです。

活動
10/10(土) Camp Bulungu村を視察。住民から歌や踊りを交えた大きな歓迎を受ける。キャッサバとアカシアのアグロフォレストリー活動を視察。
知事からは、現地で使われているキコンゴ語で「地球温暖化の影響で農業カレンダーが乱され、住民生活が脅かされるリスクがある。それに立ち向かうため植林が重要である。」と激励のメッセージが住民に向けて述べられ、これは地元メディアによっても伝えられました。
10/12(月) Ndunga村を訪問。ここでも住民から歌や踊りによる熱烈な歓迎を受ける。アグロフォレストリー活動の現場ではプロジェクトサブプロジェクトマネージャーが概要を説明した後、村落組織代表が活動の経緯や全ての実施ステップを説明。前々日同様、知事は活動の重要性の説明と住民への激励を行った。
10/13(火) Kimbinga村近隣のGOMEMA農業コンセッションで最後のサイトを視察。
このサイトでは、アカシアだけでなく、異なる樹木と数種類の作物を組み合わせていること、また近隣の農民や農場に供給できる果樹を栽培していることが特徴。このサイトでは農場の技術者との意見交換が行われた。

【画像】

Kwilu州知事(中央)のモニタリングの様子

【画像】

キャッサバとアカシアのアグロフォレストリー